カラコンを処方箋なしで買っていませんか?
ネットで気軽に購入できますが、カラコンを処方箋なしで買うのはリスクがあります。
今回、処方箋なしのリスクと最新の購入方法をお伝えします。
そもそもカラコンは処方箋なしで買えるの?
結論から言うと、カラコンは処方箋なしでも通販や量販店を通じて購入することは可能です。
ただし、処方箋なしでカラコンを購入する行為はあまりおすすめできるものではありません。
処方箋なしでカラコンを購入している人の割合
当社でアンケートを取り、調査してみました。
10代・・処方箋あり12% 処方箋なし88%
20代・・処方箋あり22% 処方箋なし78%
30代・・処方箋あり34% 処方箋なし66%
10代~30代に分けて集計したところ、意外にもどの世代も処方箋なしでカラコンを購入していることがわかったのです!
カラコンは処方箋なしでも買える
冒頭でも説明した通り、基本的にカラコンは処方箋がなくても購入することができます。
コンタクトレンズに関しての処方箋は、医薬品と違い処方箋の法的な根拠がありません。
「処方箋の提示を求めない店は違法なんじゃないの?」という声もたまにありますが、購入時の処方箋提示は法的には不要です。
そのため、カラコンは処方箋がなくても問題なく購入することが可能です。
ただし、下の画像のように、購入時に必要となる情報として受診している医療機関名を入力しなければいけないお店(サイト)などもあります。
(情報参考元:小田急みんなのコンタクト)
処方箋を出してくれない眼科が多い
実は、そもそも処方箋がもらえない眼科の方が多いのが事実です。
前述した通り、コンタクトレンズの処方箋には法的な根拠がないため、眼科医院によって発行するかしないかを決めることができます。
そのため、“眼にトラブルが起きてしまった際に責任が取れないため指定店のみの購入を条件としてなら”処方箋を発行してくれるという考えの医院が多いのです。
安全にカラコンを使うためには?
正直なところ、処方箋がなくても、眼科の受診を受けていなくても、カラコンは購入できます。
しかし、眼科の受診なしでカラコンを使用するのはとても危険です。
より安全にカラコンを使うためには、ネットで購入したカラコンを病院に持っていき、フィッティングをさせてもらうといいでしょう。
処方箋を出してもらえるかは病院によって異なりますが、眼の健康状態の検査やレンズのフィッティング検査は通常の医療行為なので、病院側は必ず行ってくれます。
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カラコンを処方箋なしで買うリスク
処方箋なしでカラコンを買うのには、次のようなリスクがあります。
自分の目に合うカラコンがわからない
処方箋がないと、自分の目のDIAやBCを知ることができません。
カラコンは、商品によってDIAやBCが異なるため、自分の目の形にしっかり合うものでないと、カラコンがズレたり痛みが生じたりしてしまいます。
処方箋なしでカラコンを買うということは、“自分の目の状態をよく把握せずにカラコンを買うこと”と同じで危険です。
自分の目に合うカラコンをしっかり選ぶためにも処方箋はもらった方がいいでしょう。
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レンズの正しい使い方が分からないままになる
コンタクトレンズはとても繊細なものであるため、正しい使い方をしなければいけません。
通常、眼科にコンタクトレンズを購入する旨を伝えれば、レンズの正しい使用方法など丁寧に教えてくれます。
しかし、眼科の受診を受けず処方箋なしでカラコンを購入してしまうと、レンズの正しい使い方も分からないままです。
そのまま適当にレンズを扱い使用してしまうと、トラブルが積もりに積もり、目の病気にかかってしまったり失明したりしてしまう危険性もあります。
カラコンを処方箋なしで買える店舗・サイト
実際にカラコンを処方箋なしで買える店舗やサイトを3つ紹介していきます。
モアコンタクト
モアコンタクトでは、購入時に2つのチェック項目が表示されますが、チェックをつけないことで購入が可能です↓
ちなみに、どちらかにチェックを入れると注意事項が表示され購入画面に進めない仕様になっています↓
楽天市場
楽天市場はいろいろなショップが集まるショッピングモールのようなものなので、ショップによって異なりますが、基本的には注意事項が表示されるだけで購入できます↓
店舗ならドン・キホーテ一択
若者の9割以上が、ドンキホーテで購入しています。
ドンキでも処方箋なしでカラコンを買うことができます。
ただ、購入をする際に、必ず同意書を記入しないといけません。
- 名前
- 住所
- 電話番号
- 自己責任で購入する旨の同意
- 受診した医療機関名
上記内容の記入が必要になるので覚えておきましょう。
店舗によっては、医療機関名の記入をしなくても購入できる場合があるようです。
カラコンのおすすめ購入方法
中には処方箋を出してくれない眼科もあるので、カラコンをより安全に購入する場合は、ネットで購入したカラコンを病院に持っていきフィッティングすることをおすすめします。
ステップ形式でご紹介します。
STEP1:眼科で目の状態の検査をする
まずは眼科に行き、目の状態の検査を行いましょう。
自分のDIAやBCの情報、カラコンをつけてもいい目の状態なのかをチェックしてもらってください。
STEP2:カラコンをネットで購入する
眼科で調べてもらったDIAやBCの情報と照らし合わせながら、自分に合うカラコンをネットで購入しましょう。
気になるものがあれば複数購入しておいてもいいでしょう。
STEP3:眼科で購入したカラコンをフィッティングする
カラコンが届いたら、最初に検査をしてもらった眼科にもう一度足を運び、カラコンのフィッティング検査を行ってもらいましょう。
フィッティング検査は通常の医療行為なので、必ず行ってくれるはずです。
実際に医師の前でカラコンを装用し、購入したレンズを使用して問題ないか確認してもらいます。
同時に、コンタクトレンズの正しいつけ方・扱い方・洗浄方法などもしっかり教えてもらいましょう。
少し時間がかかるので時間に余裕をもって受診してくださいね!
処方箋がもらえない時はどうしたらいい?
カラコンを買うときはできれば処方箋を出してもらうのが一番ですが、前述した通り処方箋を出してくれない眼科も多いです。
その場合は、次の方法でカラコンを購入するといいでしょう。
DIAやBCを調べてもらうように伝える
処方箋を出してくれない場合でも、目の状態の検査は医療行為として行ってくれます。
「カラコンを購入したい」という風に伝えるとあまりいい顔をしない医院もいるかもしれませんが、「自分の目のDIAやBCが知りたい」と伝えて検査をしてもらいましょう。
商品詳細をしっかりチェックしながら購入
自分のDIAやBCを知ることができたら、それに合うカラコンを購入しましょう。
カラコンにはその他にも次のような詳細があり、商品によって大きく異なります。
- 含水率
- 着色直径
- 度数
- 使用期限
こういった情報もしっかりチェックして、自分に合ったカラコンを選ぶようにしましょう。