「ワンデーって連続で使っちゃダメなの?」
と短時間だけ使ったものを再利用したり、2回目を洗って使いたくなりますよね、、。
しかし、目が充血したり角膜を傷つけるので絶対に連続使用はやめましょう!
ワンデーを2日連続で使ったら目が充血した
カラコンには、
- ワンデー(1日)
- ツーウィーク(2week)
- マンスリー(1か月)
- 1年タイプ
と、使用期限にさまざまな種類があります。
その中でも手が出しやすいものといえば、ワンデー。
使用期限が1日となっているカラコンですが、目にも優しく、料金も比較的リーズナブルであることから選ばれやすくなっています。
さて、そんなワンデーのカラコンですが、「2日連続で使ったらどうなるんだろう?」と考えたことがあるという方も多いのでは?
今回は、編集長のコウジが体を張って、2日連続でワンデーカラコンを使ったらどうなるのかを調査してみました。
2日目の装用で目が充血
まず1日目はワンデーのカラコンを通常通り装用しました。
朝8時頃につけて仕事を終え、夜20時にはカラコンを外します。
いつもなら目から外しそのままごみ箱へ捨てるところですが、今回はコンタクトケースに入れて少々保管。
念のためコンタクト用の洗浄液を使い軽くすすぎ洗いを済ませ、半日ほど休ませます。
次の日、いざワンデーカラコンの2日連続装用です。
朝つけてから昼までは問題なかったのですが、
昼過ぎの夕方頃に問題が発生。
トイレ休憩に行き鏡を見てみると・・・
両目ともかなり充血していました。
※あまりにも実写がグロかったのでイラストで表現
充血だけではなく目の痛みも強い
充血だけではなく恐ろしかったのが、目にかなりの痛みが伴ったこと。
痛みの種類は、眼球が“チクッ”とするような鈍い痛み。
瞬きをするたびに痛みが伴い、1日目に比べて涙がかなり出たのも辛いポイントでした。
そのせいか、2日目の夕方には瞼もかなり腫れていました。
その他に感じた目への違和感
ワンデーのカラコンを2日連続で使ったことで感じたのは、痛みや充血だけではなく、下記のような“目への違和感”もありました。
- 目がゴロゴロする
- 乾燥してカラコンが目に張り付いているような感じがする
- 視界がぼやける
2日以上使っていいことはひとつもありません。
カラコンワンデーを2日連続使うリスク
ワンデーのカラコンを2日連続で使うのには、下記のような3つのリスクがあります。
そもそも2日連続で使用できる設計がされていない
最初から「ワンデー」と表記があるくらいです。
何度も言いますが、ワンデーのカラコンには装用期限が1日というルールがあります。
つまり、レンズの寿命が1日ということです。
2日、3日・・・と、続けて使用できるようには設計されていません。
結膜炎や角膜潰瘍などを引き起こす
ワンデーの装用期限を守らず使ってしまうと、レンズに汚れが溜まって菌が増殖し、酸素透過性が悪くなります。
そうなると、結膜炎や角膜潰瘍など目のトラブルを引き起こすリスクがかなり高くなるので注意が必要です。
メモ
◆結膜炎とは?
白目と瞼の裏側を覆う膜が充血して炎症を起こす病気。
瞼の裏側に出来物ができる、かゆみ・しょぼしょぼ感・ゴロゴロ感などの症状が伴います。
◆角膜潰瘍とは?
目の角膜にただれを起こす感染症。
ゴロゴロ感、涙の量が多くなる、眼脂の増加、視力低下などの症状が伴います。
失明してしまう可能性も
軽い結膜炎や角膜潰瘍なら、眼科で治療を行えば治るのですが、重症化すると最悪の場合失明してしまうことがあります。
たかが結膜炎されど角膜潰瘍と言って放置をしていると危険です。
実際にカラコンが原因で失明したという人は日本で何人もいます。
カラコンのワンデー連続で使いたい気持ちはわかる
確かに、カラコンってそこそこのお値段します。
特に毎日使う方には痛い出費かもしれません。
だからこそ、「ワンデーのカラコンを使いまわせば節約になる!」という考え方もわかります。
でも、上記で説明した通り、ワンデーのカラコンを1日以上使用してしまうのは本当に危険です。
「一度だけワンデーのカラコンを2日連続で使ってみたら大丈夫だったから、今でも使いまわしているよ!」そんな人がいたら、今すぐに新しいカラコンに買い替えましょう。
「洗ったらもう一度使える」というわけではない
決して洗えばいいというわけではないので要注意。
ワンデーカラコンは、ツーウィークやマンスリーに比べてレンズが薄く、こすり洗いできない設計になっています。
無理に洗おうとするとレンズに傷がついてしまったり破れてしまったりすることも。
傷付いたレンズを使ってしまうと、目にも大きな負担を与えます。
装用後、一度でも外したら再利用できない
「ワンデーだから1日の間なら何度つけ外ししてもいいんだよね!」意外と多い勘違いです。
ワンデー=1日 というのは間違えていませんが、実はワンデーカラコンは一度外したら捨てなければいけません。
なぜかというと、一度外すと菌の増殖が始まってしまうからです。
もったいないですが、装用後一度でも外してしまったレンズは再使用できないということを覚えておきましょう。
ワンデーカラコンを使う際の注意点
- 1日以上使わない
- 一度外したら再利用しない
- すすぎ洗いしたからといって何度も使えない
- 保存液をつかわない
これ以外にも、ワンデーのカラコンを使用する際に注意してほしい点があります。
それは、カラコンをつけっぱなしにして寝ない・お風呂に入らないこと。
カラコンは、目を閉じることで酸素不足を招きやすくなり、菌が増殖しやすくなってしまいます。
つまり、カラコンをつけたままの睡眠は絶対にNG。
1時間程度の仮眠なら目には影響がないといわれていますが、それでも酸素不足は進んでしまうため、できればつけっぱなしでの仮眠や昼寝は避けましょう。
また、カラコンをつけっぱなしにしてお風呂やプールに入るのもNG。
水の中に潜むアカントアメーバが感染症を持っている場合、カラコンに水が付着することで角膜炎などを発症させてしまうリスクが高くなります。
特にプールなど、不特定多数の人がいる場合はそのリスクも高くなるため、カラコンは外して入りましょう。
保存液をつかってやるのもアウト!
コスパ良く安全なカラコンを使おう!
「どうしても安くカラコンを利用したい!」という場合は、今年8月にリリースされた新型カラコン、オクピアがおすすめです。
10枚入り×2箱で定価5,494円のところ、初回550円で購入ができます。
うるおい成分のMPCポリマーを採用しており、つけ心地も抜群。
乾燥しづらいタイプのカラコンなので、長時間利用したい方にも最適です。
ワンデーカラコンの使用期限や注意点はしっかり守り、安全にカラコンと向き合っていきましょう!
定期縛りなし!